9月の料理教室
2016年 09月 13日
今月のメニューは、私が「見た目地味なのに、手間がかかりますね~」。と言って先生を苦笑させた以下のラインナップです。
・里芋コロッケ
・秋茄子フライ
とても肌理の細かい、フロインドリーブのパン粉で揚げています。里芋を蒸して潰すのが大変でした。
苦労したぶん、ホクホク、さくさくで美味しいフライでした。
この日は9月9日の重陽の節句でしたので、菊の花を散らしてあります。
陽(奇数)の一番大きな数字である「9」が重なる9月9日は、節句の中でも一番お目出度い日ですが、良すぎるものが重なるため返って不吉とされ、それを払う行事として重用な節句だそうです。
若芽の季節ではないので、塩蔵若芽の茎を使いました。
これがとても美味しくて、父が出汁を取ったあとの昆布を見て「これ(昆布)であれ(茎若芽の佃煮)を作ってくれ」。とぬか喜ぶので、先生に塩蔵の茎若芽を分けていただいた次第です。
牛蒡と蓮根、さつまいもとたっぷりのきのこ類が入っています。
私が担当したのですが、写真は、前日先生が冷やし固めておいてくださったもの。ピンク色がきれいに出ています。
私のものは、煮足りなかったように思います。翌日のレッスンの方、ごめんなさい。
最近、この有次のうどんすき鍋にお汁ものを作り、このまま食卓に出して豪勢さを装っています。(笑)
仕上げに、すだちと黒七味をふります。
白い金平糖は、きせわたを表しているそうです。
菊慈道が、菊の朝露を飲んで700年生きたお能の話しより、菊の着せ綿は不老長寿の秘薬といわれています。
人気ブログランキングへ
by fm_k
| 2016-09-13 14:17
| *Living