新緑のお茶会
2015年 06月 03日
茶名披露のお茶会です。
とはいっても、2割程の働きで、お道具も、他のこともほとんど先生にお世話になり、なんとか会が出来ました。
お軸は、淡々斎お家元「風竹奏清音」。
お香合は、一文字青貝、花入は宍粟の近藤興斎さんの耳付籠です。
記念にと、先生から戴きました。
写っていませんが、建水は池田吉輝さんの備前餌袋、蓋置は黒田宗傳の竹蓋置です。
釜は、社長にお借りした大国藤兵衛の筒釜。
水差しは先生とっておきのペルシャの青紋、お茶入れはガレで、お茶入れの蓋は、京都の清課堂さんに造っていただいたものです。
*ひさごご飯 小茄子のお漬け物
*日の出さつまいも
*そら豆(入れ忘れた!)
*鶏丸
*擬製豆腐
*蛸酢
*はっちくの木の芽和え
*焼き穴子
*トマトジュレ(切子)
*苺
椀ものは、お豆腐に、間引き人参、ほうれん草、彩湯葉を散らしました。
午前、午後と合計21名のお客さまで、水屋も含めて25名分用意したのですが、慣れない水屋でてんやわんや。
入れ忘れあったり、お豆腐が冷めてしまったりと、料理に限らずですが、後から反省すること盛りだくさんでした。
水色が美しい器は、相生の川原有造さんの宙吹きガラスです。
会場は、イーグレ姫路のお茶室をお借りしましたので、蹲の代わりにお干菓子器が青漆蹲盆です。
姫路城が真正面に見られて、すごく景色の良いお茶室です。
お稽古を始めて16年でしょうか。時間ばかりが経ち、この度茶名を拝領しましたが、中身はまるで若輩の私です。
これを機に、お茶を理解し、深め、自分の中に拡げられるよう努力していきたいです。
本当に素晴らしい先生に巡り合えて、お稽古の場で多くの知己も得て、それは私の人生の宝物です。それもお茶があってのことなので、この道を大事にしていきたいと思っています。
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by fm_k
| 2015-06-03 15:27
| *Living