春のお茶会
2015年 03月 31日
竹藪に囲まれた静かなお茶室でしたが、天気も日当たりもよく、清々しいお茶会になりました。
本席のお軸は、大徳寺さんの誡道老師による 「百花為誰開」。ひゃっかたがめにひらく です。
この前、テレビで仮屋崎省吾さんが「花には人生がでる」と仰っていましたが、私には一生かかっても淹れられないように思います。
花入れは青がとってもきれいな永楽。
御家元からの茶名も。
棚は、淡淡斎お好みの豊祥棚に、15代新兵衛さんの萩でした。
また、お棗は少庵好の夜桜蒔絵、お茶碗は諏訪蘇山さんの青磁を始め、心尽くしのお道具ばかりでした。
主菓子の銘は「ほほえみ」
建仁寺さんの門前のお菓子やさん 松寿軒製です。なんとIさんの叔父様。
姪のために特別に誂えてくださったものです。
お水屋みんなで戴いたとき、あんまり美味しいので「あの、、、御代わりが欲しいです」。と言ってみましたがもちろん却下されました。
(ふつうのお茶席ではありえませんので所望しないでくださいね~)。
大きな備前焼は、池田さんのものです。
お祖父様から受け継がれたものと、ご自分で揃えられたもの正に新旧織り交ぜたお席でした。
寂しくなります~。
晴れがましいお席なので、一番春らしい着物にしました。
アプリの美肌モードで撮ったら、嘘のように美白になりましたよ。(笑)
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by fm_k
| 2015-03-31 11:47
| *Living