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春のお茶会

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先日、お茶のお稽古の先輩Iさんの茶名披露の会が、書写山の交流庵でありました。
竹藪に囲まれた静かなお茶室でしたが、天気も日当たりもよく、清々しいお茶会になりました。

本席のお軸は、大徳寺さんの誡道老師による 「百花為誰開」。ひゃっかたがめにひらく です。



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お香合は、笹合子。
 

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T先生のお花。ほんとうに恰好良いです。

この前、テレビで仮屋崎省吾さんが「花には人生がでる」と仰っていましたが、私には一生かかっても淹れられないように思います。

花入れは青がとってもきれいな永楽。

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床の間の全体図。
御家元からの茶名も。

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お釜は角谷征一さんの隆線文、炉縁は海松貝で、裕斎さんのものです。

棚は、淡淡斎お好みの豊祥棚に、15代新兵衛さんの萩でした。

また、お棗は少庵好の夜桜蒔絵、お茶碗は諏訪蘇山さんの青磁を始め、心尽くしのお道具ばかりでした。





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主菓子の銘は「ほほえみ」 
建仁寺さんの門前のお菓子やさん 松寿軒製です。なんとIさんの叔父様。
姪のために特別に誂えてくださったものです。

お水屋みんなで戴いたとき、あんまり美味しいので「あの、、、御代わりが欲しいです」。と言ってみましたがもちろん却下されました。
(ふつうのお茶席ではありえませんので所望しないでくださいね~)。



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玄関のお花も先生によるもの。
大きな備前焼は、池田さんのものです。


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そしてもうひとつのお席は、転勤(院)により、今月でお稽古場を離れるO先生によるもの。
お祖父様から受け継がれたものと、ご自分で揃えられたもの正に新旧織り交ぜたお席でした。
寂しくなります~。


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評判がよかった(?)ので着物の写真です。
晴れがましいお席なので、一番春らしい着物にしました。

アプリの美肌モードで撮ったら、嘘のように美白になりましたよ。(笑)



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by fm_k | 2015-03-31 11:47 | *Living

薬剤師の綴る、美容と健康ときどきヨット。


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