yukashiのマクロビ料理教室*10月
2012年 10月 17日
マクロビオティックの基礎から教わりました。
マクロビオティックというと、一見外国のもののようですが、実は日本生まれ。
桜沢如一が行った、食べ物を通じて、心身ともに健康になる「平和運動」から発展したそうです。
その後アメリカで経済学を研究していた久司道夫が、アメリカでコツコツ活動していたところ、ハリウッドに火が付き、日本に逆輸入され今日のブーム再熱に繋がっているそうです。
マクロビオティックの基本の一つである「身土不二」の理念に従って、その土地、その時のものを選ぶので、アメリカのマクロビと、日本のマクロビはもちろん違うのですが、その基本理念は同じなのですね。
玄米というのは、K(カリウム)とNa(ナトリウム)が5;1で含まれており、これは人間の体と同じ弱アルカリ性(ph7.35)で、とてもバランスが取れているそうです。
もちろん他にも微量元素が含まれ、食物繊維も豊富な玄米は、ミネラル不足になりやすい私たち日本人にも合っているといえます。
今回は、土鍋と圧力鍋の二種類で炊き比べをしてみました。
好みの問題なのですが、圧力鍋のほうがもっちり仕上がる感じで、どちらかというと秋や冬に向いている気がしました。
出汁パックに入っているのは、玉葱の皮です。
極力、調味料を使わないマクロビの調理法では、食材を炒めたり煮たりするときの音、匂い、また水蒸気による蓋の回り具合、など五感をフルに使って調理します。
これは、なんだか目から鱗でした。
昨今、キッチンタイマーがあり、電子測りがあり、なんでも画一的にしてしまいがちなので、五感を使う、という行為そのものが、なんだか新鮮に感じてしまいました。
う〜〜ん。にぶってますね、現代人。
栄養素ががちっと残っている気がします。
*玄米二種
*野菜のだしなし味噌汁
*車麩の肉じゃが風
*ごま豆腐
*青菜の磯辺和え ・・・でした。
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by fm_k
| 2012-10-17 14:31
| *Living